2009-01-01から1年間の記事一覧

MJのマイフェイバリトソングは「Rock With You」大好き。 レストインピース

マーリーが生前遺したラストアルバム80年発表。朗らかでありながら深みのある後半部が大好きで特にラス曲「Redemption Song」は弾き語りによるとても温かな楽曲で身体に染み入ってくる。

一説によると世界で最も聴かれているポップミュージックはビートルズではなくボブ・マーリーらしい。ここんとこマーリーオンリーで、四六時中聴いてみてその説はアリかもなぁと思った。何がいいって、マーリーは曲が最高に良い。だから飽きない。自分はどう…

最近はマーリーしか聴いていないが、ファンの間でも最高傑作と名高い本作はやはり素晴らしかった。裏に入るハイハットが官能的。メロディが気持ちよくてポップミュージックとしてのレゲエの凄さを知る。マーリーに身を委ねるこの心地良さ。もう寝ても覚めて…

Bill Charlap Trio - 'S Wonderful [1998] Bill Charlap (p) Peter Washington (b) Kenny Washington (dr) ヴィーナスレコードで音がブ厚い、リズムセクションがキレまくり、楽曲も良し、そしてライナーでは寺島のじぃさんが大絶賛。つまりそーゆーピアノト…

この迸る熱気と歓喜!

グロやエグでなく魂がイっちゃっている物語を読みたければ是非。 上巻に登場する腐臭漂う元作家の人格破綻者を筆頭に目まぐるしいほどの危ない人間が多数登場。下巻はローリングストーンなごたる絶望的展開にまっしぐら。入念な調査取材がしっかりと土台を固…

ナニをいまさらという感じだが、最高スギル。 ヴォーカル良し楽曲良しベース良し。そして極上にソウルフル。

The George Shearing Trio - Breakin' Out [1987] George Shearing (p) Ray Brown (b) Marvin "Smitty" Smith (ds) 1919年生まれのジャズピアニスト、ジョージ・シアリングのトリオ作。大分古い人だけどピアノはとても快活で分かりやすい。実に元気。それに…

最近かまやつひろしのベストを聴いた。自分のような世代からすればもう昔の人間でテレビで観てもかわいいおじぃちゃんな印象しかないし、鳴らしていた音もスパイダースのようなグループサウンズ?とかフォークみたいな古いものなのだと勝手に思っていた。侮…

ブラックスモーカ公式やWENODで買うとおまけライター付き。

まぁなんだほら、ブコウスキーは最高にクソってことだ。

大好評ストーリーセラー第二弾! 今回も面白いぞ! 沢木耕太郎。ベテラン作家のようだが著作は未読。もう少し分量のある作品を読みたかったなぁ。 伊坂幸太郎。毎度巧くて面白い。他愛の無い合コンをエンターテイメントに仕上げていてスゴイなぁと。このシリ…

松田優作主演「探偵物語」のサントラとも言えるSHOGUNの1979年発表のセカンドアルバム。工藤ちゃんを彩る「Bad City」や「Lonely Man」は当然のこと、最終回のディスコシーンで使用された「As Easy As You Make It」も収録。工藤俊作にピッタリなクールだけ…

先日本屋大賞を受賞した湊かなえの第二作目。 インパクト絶大のデビュー作に較べれば確かに衝撃度では劣るが、邦ミステリーにはなかなか相応しい仕掛けと展開でまずまず読ませることに成功しています。どうしても二人の登場人物による視点の掛け合いになると…

大好評隠蔽捜査シリーズの最新作第三弾である。 今回は女性キャリア畠山が登場し、主人公竜崎の心境に多大な変化を与えるところが読み所。前二作で描かれた警察官竜崎ではなく一人の男としての竜崎を描き、第三作目はちょっと変化球で攻めてみました。ただ、…

Blue Mitchell - The Thing To Do [1964] Blue Mitchell (tp) Junior Cook (ts) Chick Corea (p) Gene Taylor (b) Aloysius Foster (ds)

Charlie Parker - Now's The Time Charlie Parker (as) Hank Jones, Al Haig (p) Teddy Kotick, Percy Heath (b) Max Roach (ds)

Walter Bishop Jr. Trio - Speak Low [1961] Walter Bishop Jr. (p) Jimmy Garrison (b) G.T.Hogan (ds)

Dizzy Reece - Star Bright [1959] Dizzy Reece (tp) Hank Mobley (ts) Wynton Kelly (p) Paul Chambers (b) Art Taylor (ds)

The Wynton Kelly Trio - Full View [1967] Wynton Kelly (p) Ron McClure (b) Jimmy Cobb (ds) 後期ケリーの人気盤。これは良いなぁ。「枯葉」が素晴らしい。クレジット見ずに聴いたらケリーだとは思わなんだ。50年代後半の溌剌としたフレキシブルファンキ…

Freddie Hubbard - Groovy [1961] Freddie Hubbard (tp) Willie Wilson (tb) Pepper Adams (bs) Duke Pearson (p) Thomas Howard (b) Lex Humphries (ds)

Duke Pearson - Angel Eyes [1961] Duke Pearson (p) Thomas Howard (b) Lex Humphries (ds) 最近高品質CDとかで再発されたデューク・ピアソンが短命レーベルJazzlineに吹き込んだレア盤。評判通り「Jeannine」が素晴らしい。あと、レックス・ハンフリーズの…

いよいよ遂に。 神懸りペデルセンを擁したジャズベースの名盤。

スティーヴン・キングが絶賛したというジャック・ケッチャム伝説のデビュー作。 非常に読みやすく面白く衝撃的すぎた。暴力と暴虐の髄を堪能できること間違いなし。素晴らしいので是非。 クソなのが一点。序文つーのが本編の前に挿入されているのだが、これ…

どうしようもなくイカしたろくでなしのブルース。 ブコウスキー初体験は最高だった。酒、ファック、就職、酒、クビ、ブロウジョブ、酒をループしているだけの小説。ホント全く中身の無い徹頭徹尾アルコールに浸った物語です。常時酔っ払っている会話も素晴ら…

完全ネタバレでいきます。

「GIRL NEXT DOOR」なんてJポップの人らとか洋物エロ動画のよくあるタイトルくらいの認識だったのだが、ひさびさにクるお話でした。ケッチャムは非常に文章が巧いのでこの陰惨かつ陰鬱な小説がスラスラ読めてしまい、しかも表現はココロのヒダにビシバシ突き…