2009-01-01から1年間の記事一覧

本年最後のライブ速攻レポ!エルニーニョ@渋谷エイジア! もちろん目的は2年ぶりのThink Tankのライブ。 で、シンクのライブのみに絞ってレポします。それにしても結構なお客の数で過去参戦したブラックスモーカ関連のイベントと比較しても最高の入りだった…

こちらは2009年に読んだ旧作のベスト。 なんといっても初カズオ・イシグロの衝撃。シルクのような滑らかな文章と深い情感を伴った構成で素晴らしい読書体験をさせてもらいました。毎年恒例ディヴァイン発掘シリーズは名手の手腕に見事ハメられた。渋い。「弁…

2009年の新刊本ベストです。いわゆる各種ミステリーベスト10に似たようなモンです。ミステリー好きなのでソレ中心ですが基本面白ければ何でもよいです。エンタメとかね。でわ開始。 ベストは黒川博行の疫病神シリーズ最新作「螻蛄」しかないだろう。毎年恒例…

昨日のDJ Nobuとブラックスモーカのイベントは楽しかったなぁ。 Nobuのプレイをちゃんと体験したのは初めてだったけど最高。全編に渡ってファンク! The Leftyも凄かった。午前3時のフリースタイルノイズセッション。ノってるのが男だけだったぜ。 あとなに…

こいつはスゴイ。 言わずと知れたHorace Andyの代表作でワッキーズレーベルの最高傑作として名高い本作だが、ここまでブっ飛んだダブだとは思わなんだ。ワッキーズはドンシャリサウンド使いとして通っていて、全体を覆うタフなベースをファルセットヴォーカ…

レゲエの優良リイシューレーベル、Pressure SoundsからのUKルーツレゲエコンピがシビれるぜ! ご存知Aswad、Steel Pulseを筆頭にMatumbi、Misty in Roots、Pablo Gadなどを収録。ずっと聴きたかったBlack Slateは期待に違わずドープな楽曲。タイトル曲「オレ…

11月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:3148ページプリズン・トリック導入部が魅力的で期待したが、人形みたいな登場人物が多数登場して視点が分かりづらくなったあたりから途端につまらなくなる。読了日:11月30日 著者:遠藤 武文ビッチマ…

10月の読書メーター読んだ本の数:14冊読んだページ数:4428ページ虫とりのうた (講談社ノベルス アAH-)流石のメフィスト賞、やっぱりくだんねー作品を受賞作にしたぜ! ホラー部はそこそこ不気味だがメインストーリーが予定調和すぎる。作者の言葉で奥深さ…

勢いでいくぜ、ひさかたぶりのelnino@ikb bed! お目当てはThe LeftyとSkunk Heads! The Leftyは2時過ぎに登場か。マスクかぶってる(MFDOOMみたいなやつ)。ノイズまみれでラップが全然聞こえん。外出とかブラックスモーカとかヘヴィマナーズのテロリディ…

70年代を代表するレゲエバンド、Soul Syndicateをバックに従えたEarl Zeroの一大傑作。ようやく入手。 まずは最高クールなジャケを眺めて、ソウルシンジケートのタイトな演奏に聞き惚れる。ゼロのヴォーカルはちょい鼻にかかった訛りのあるユルめの声質で耳…

ルーツレゲエのコーラスグループ、Abyssiniansのファーストにしてルーツの伝説、バイブル、教典とまで謳われる作品。確かにレゲエ初心者にルーツレゲエとはどんなものかを伝えるにはマーリーよりこちらアビシニアンズの方が向いているとさえ思う。全編にラス…

9月の読書メーター読んだ本の数:13冊読んだページ数:4151ページ花と流れ星道尾たん働くなぁ。量をこなさなければ質は上がらないってゆってた作家がいるけど体現しているね。「流れ星のつくり方」がベスト。読了日:09月30日 著者:道尾 秀介同期今野作品は…

決定戦燃えたわぁ。立会いの前まわしを取る速さがすげぇよ。 稽古しないなら優勝認めないとか、ガッツポーズは品格に欠けるうんたらとか。稽古してんのに勝てない大関以下日本人力士のほうが問題だろーが。化け物小屋みたいな横綱審議委員会はホント糞すぎる…

UKレゲエバンド、ASWADのライブ盤はかなりカッチリ作り込まれているスタジオ盤とは違って熱くアグレッシブでかっこいい! 曲の良さはもちろんなのだけどドラムとベースの刺激的な音色にシビれちゃうし生でダブワイズなんかしてくれちゃって燃えるぜ。 1983年…

神に授けられたもーた驚異的な歌声がスゴイ。 リンカーン・トンプソンのまるで何かが憑いているかのような狂喜かつ剥き身のヴォーカルはゴージャスな演奏さえも凌駕するような圧倒的な響きを持っている。 切り裂かれる! この人はもっと揃えたいんだけど廃盤…

ドープすぎ。 なんなんだよこのブっ飛んだトラックとヴォーカルは。 どうかしてるぜまったく。

8月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:2739ページ絶望ノート読了日:08月28日 著者:歌野 晶午植物図鑑ホレただのハレただの、恥ずかしげも無く乳クリあうだのを延々と繰り広げ、屁糞が出るくらい微笑ましいぜ。何が言いたいかといえば結局、…

ブリティッシュレゲエバンド、Matumbiのファーストがヤバイ。 ドライでヘヴィなリディム、マイナー調トラック上でときに狂おしげなヴォーカルに流麗なコーラスが絡み合う。自分が大好きな系統のルーツレゲエど真ん中で一聴してヤラれたぜ。なんでもリーダー…

かしゆかwww のっちの人はなりきってんなぁ。 あーちゃんの人は松田聖子の娘に似てる。

声が衝撃。 オーガスタス・パブロプロデュースによるヒュー・マンデル16歳のデビュー作。75年発表。ジャマイカンミュージックはデビュー年齢が早いことで有名だが、本作のマンデルは異様。青臭いのではなく青い、危ないのではなく危うい。女性声でもなく、大…

Bob Marleyを筆頭にPeter Tosh、Bunny Wailer、Ijahman、Horace Andy、Garnet Silk、Jacob Miller、Dennis Brown、Freddie McGregor、Gregory Isaacsなど一流のルーツレゲエシンガーを聴いてきて改めてハマりきっているのがトップ写真のJohnny Clarkeです。 …

7月の読書メーター読んだ本の数:14冊読んだページ数:3965ページ龍神の雨やっぱり巧いなぁ。2時間ドラマにできそげ。読了日:07月31日 著者:道尾 秀介枯れゆく孤島の殺意 (講談社Birth)読了日:07月30日 著者:神郷 智也ディスクガイドシリーズ 9 ルーツロ…

今年一番楽しみにしていた疫病神シリーズ第四弾が当然のように面白い。 今回は東京進出というお話はあるものの、基本的には金筋極道・桑原が半堅気・二宮を相棒にして騙し騙され殴り殴られといったいつものエピソードでかっとばす。そのへんは新宿鮫や隠蔽捜…

リアルタイムだっただけに残念。 ミッシェルは「ブギー」をよく聴いてたなぁ。 アベフトシ レストインピース

UKレゲエバンドのパイオニア、ASWADがかっこよすぎる。 と、今は自信を持って言えるが正直なところこれまではブックオフの250円コーナーのレギュラーCDくらいの認識でした。でも置いてあんのは90年代以降の作品ばかりなのね。この70年代から80年代初期に発表…

K-Bomb、Killer Bongで発表したCDR作品が正規流通。ケイボンのまともなラップが聴ける『Triple Six』がオススメだ。Jubeと演ったThe Leftyでの曲がかっこいいよ。

マーリーからルーツロックレゲエにハマって所謂名盤を中心に聴いてみて特に気に入った作品群。 Israel Vibrationの「The Same Song」はコーラスが気持ちよいしバックの演奏も間違いない。ルーツレゲエ史上に輝く傑作の名に恥じない出来です。DUBヴァージョン…

6月の読書メーター読んだ本の数:17冊読んだページ数:6192ページポップ1280 (扶桑社ミステリー)コレは舞城読んでるよなー。ニックがラスト高らかに叫ぶセリフにこの作品の気高さが。読了日:06月30日 著者:ジム トンプスンレイクサイド (文春文庫)東野作品…

ブコウスキーとトンプスンが面白かった。 アメリカ文学のアウトサイダー、BUKのアルコールファックを延々と描いた怪作で、ホントにソレしかないので途中で飽きることもあるが、男性のひとつの側面を完璧に描き切ったということで是非女性に読んでいただきた…