2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョジョ20周年の超目玉各所で話題沸騰中のジョジョ×乙一本である。コアなジョジョファンからは厳しい目で読まれる可能性は多分に秘めているかと思うが非常に面白かった。自分もジョジョマニアは自認しているがなんら違和感なく世界観に取り込まれた。仗助登…

買ったどー。 12月4日読了。いやぁこれは面白い!エンターテイメントに徹したかなりの力作でした。伏線の回収は当然のように素晴らしいですけど、やはりここは登場人物の気の利いた会話でしょう。必死に逃亡してるはずなのにどこか他人事っぽい青ヤギたんと…

The Book 〜jojo's bizarre adventure 4th another day〜作者: 乙一,荒木飛呂彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/11/26メディア: 単行本購入: 15人 クリック: 158回この商品を含むブログ (274件) を見る 速攻購入。楽しみだぜ。秋の牢獄作者: 恒川光太郎…

http://www.tokyocrossoverjazzfestival.jp/2007/index.html TCJF2007の感想などを。quasimodeのライブに合わせて会場入り。バッチリのタイミングだぜ。前回観た時は垢抜けない感じでしたけど、フロント陣が頑張っていて良かったです。「Down in the Village…

結構聴いているのがYukiのベスト盤。前半はよく分からんのだけど「JOY」以降のいわゆるダンスミュージック寄りになってからの楽曲は大好きでいつもそっから聴く。彼女は年々キュートになっていくし、齢相応の可愛さを知っている女の人っていいなぁと思う。最…

平山夢明の最新短編集は相変わらずブッチギリの胸糞悪さで最低で最高だ。ケータイ小説を含んだ全14篇である。暴力と臓物と崩壊に塗れた作風は一見ワンパターンかもしれないがそのどれもが凶悪な高クオリティで気分が悪くなるぜ。タイトル通り他人の痛みには…

猟犬の日作者: 三宅彰出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 新宿鮫形式で進行するハードボイルド小説でした。最終章がそこそこ面白い。ただやはり感情移入できる登場人物がいないのが弱いかと。深く深…

ちょっと古いが最近はKrevaの新作ばっかり聴いてるぜ。自身の作品だけでなく客演など精力的に活動してるっぽいがやはりアルバムはグッドメロディ溢れるポップな作品を仕上げてきた。すげー良い。アメリカにはカニエがいるかも知れんがこっちにはクレバがいる…

寺島レコード第一弾作である。松尾明(ds)、寺村容子(p)、嶌田憲二(b)、MAYA(vo)、西田幹(b-tb)でお送りする。寺島は棺桶レコードを作りたかったようで本作はアッチに逝っても聴く模様である。寺島著のピアノトリオ本など読むと分かるのだけど、彼の好きなピ…

沈底魚作者: 曽根圭介出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/08/10メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (24件) を見る まあまあの警察小説。「隠蔽捜査」「悪果」に比べると数段落ちる。なんかねドキドキ感というかサスペンス度が低いのよね…

ELNINO ひさしぶりに行きたい。 昨日は浅草おとりさまに行って、駒形どぜうに初入店。いやぁ美味い。どじょう旨い。ねぎは異様なほどたっぷりが最高だ。ビールと合う合う。鯨ベーコンもなかなか。渋谷にもあるらしいが本店の古きよきドープさが良いね。店内…

http://www.hmv.co.jp/product/detail/147655 Maurice VanderがPhilly Joe Jonesとヤったの再発。すげー嬉しい。

「Scar」「Tiny Voices」と傑作連発のJoe Henryの新作である。ゲストは過去作に比べ確かに小粒感は否めないけど十分にかっこいい。Joeの声さえあれば文句なしとまで言える。ディランのそれだ。これまでの雑多なクロスオーバーな作品というよりは枯れ切ったオ…

氷の華作者: 天野節子出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/03メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (20件) を見る 結構話題作らしいです。お年を召してからのデビュー作ということで、衝撃とまではいきませんがまあまあ良かったと思います…

邦ミステリ史上に燦然と輝く歴史的傑作であり本作を残して著者までも消失した逸品が復刊である。肝は連鎖式サプライズとも呼ぶべきトリックですが、ココが詳細に解説していて参考になります。自分は最初のしか見破れず完全に騙されました。ヤラレ本として名…

最近ではSeeda「街風」に参加したことで驚かせたSmif-N-Wessunの最新作。紫煙を清浄したかのようなややハイブリッドなトラックが多いかな。一般ウケはしないだろうけどエグ味のあるMCも相変わらず良い。でもあんまり聴かなそうかも。Ill Biskits「Chronicle …

大技炸裂の脱獄トリックが話題を呼んでいる鮎川哲也賞受賞作。確かにメインのネタとなる超強固な牢獄からの脱獄法についてはかなり面白い。モロにアイディア一発と言えるようなバカさ加減である。実行出来るかどうかはともかくこの突き抜けっぷりは評価した…