議会に死体 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

議会に死体 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

 地味だったなぁというのが第一印象。国内新本格などの派手な事件ばかり読んでると一層そう感じますね。アリバイ系も苦手だし。ラストの謎解きからダイイングメッセージのくだりはなるほどねと。
物しか書けなかった物書き(KAWADE MYSTERY)

物しか書けなかった物書き(KAWADE MYSTERY)

 こちらは海外古典に慣れ親しんでいる人でないと真に楽しむことは出来ないんじゃないか。少なくとも自分には早すぎた。いくつか琴線に引っかかるものもあったけど。
ジョン・ディクスン・カーを読んだ男 (論創海外ミステリ)

ジョン・ディクスン・カーを読んだ男 (論創海外ミステリ)

 「物書き」よりは敷居が多少低くなって楽しめました。表題作のヌケっぷりはいいすね。話が短いので小気味良い感じ。
ホッグ連続殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ホッグ連続殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 1979年発表なのでそこまで古さも感じずテンポ良く読めて面白かったです。連続殺人に隠蔽された真相やHOGの意味とか良いですね。ふむなるほどと感心しました。