ランコントル
 図書館ジャズ。意外なのがあって面白いな。フランスのベテランピアニスト、ジョルジュ・アルヴァニタスの日本企画盤が良い感じだー。Georges Arvanitas(p)、Ira Coleman(b)、Joe Chambers(ds)、Keiko Lee(vo)で1997年録音。ケイコ・リーはヴォーカルで1曲参加してます。ボク大好きな「In A Sentimental Mood」はソロピアノで、他の曲も分かりやすいのが多い。ベースとドラムが結構粘っこくガッツ溢れる演奏で、手数多めなジョー・チェンバースが効いてると思います。録音状態もかなりクリアなんで小さい音量で読書を楽しむときに最適だなぁ。
 他の図書館ジャズは、Kenny DorhamShort Story」アラン・ボッチンスキー、テテ・モントリュー、ペデルセン、アレックス・リールがいて、熱めなライブセッションでテテがスゴイことになってる。Ben Websterモンマルトルの夜ケニー・ドリュー、ヌップ、リールとやってるモンマルトルライブ。ここではリールが爆発しててかっこいい。あとすげー嬉しすぎたのが渡辺貞夫の「チャーリー・パーカーに捧ぐ (紙ジャケット仕様)」を発見したの!いつか必ずと思ってたので感激でしたー。ベン父さんのやつはスイングな感じで、ドーハムとナベサダのはちょっと喧しいかな。つーわけで読書に合いそげなのはアルヴァニタスのヤツ!