有栖川直系の
クローズドサークルロジカルミステリ。クローズド物の肝のひとつ、なぜそこで犯行を犯さなければならなかったのか、が良かったです。ラストも割りとスキ。
日常系連作ミステリー。やはりこういったの自分ダメです。名作らしいがどうにも受け付けない。
舞城作品としてはあまり楽しめず。ジャケはかわいい。それくらい。
物語の展開的にアレが使われているのは一目瞭然で非常に早い段階でネタが割れました。いやいやそこは推理作家、きっと自分の上を行ってくれるさと思っていましたがまんまのネタバレで最低スギ。読んでる最中の気分もあまり良くなし。
平山夢明ファンは是非、とのことで読みました。面白い。暴力と臓物が存分に突き抜けまくっていて爽快だ。
表題作を映像化しながら読むとおぞましさが数倍アップするゼ。
タイトル
からして地雷臭が匂い立つようで半年くらいほっぽっといたんですが意を決して読破。そして予想通りつまんねぇ。先に読んだ
ヴァン・ダイン「グリーン家殺人事件」が下敷きにしてあるんで、どんどん人死にます。トリックも読み飛ばしてしまいそうな退屈さだし犯人もすぐ分かる。動機とか笑う。本格の先達を存分にオマりたいのは理解できますがウザいだけでちっとも面白くない。
人狼城に手が伸びなさそうです。