本日は2007年音楽ベストー。本と違って10作に絞らずダラダラとよく聴いた音源を書き連ねていく所存です。普通にジャズばかりになると思います。

Waltz for Debby

Waltz for Debby

 これは読書時のBGM登場回数ダントツのNo.1でした。ずっとほっぽっといたけど改めてじっくり聴くと本当に良い。客が騒然としていてジャズを高尚なものとしてではなく、すぐ傍にある他愛もないものとして捉えているのが素敵だと思います。
Two Sides of Jack Wilson

Two Sides of Jack Wilson

 オスカー・ピーターソンの死去ばかりが話題ですがジャック・ウィルソンも亡くなっていたのね。
 http://www.jazztimes.com/columns_and_features/news/detail.cfm?article=11251
 リロイ・ヴィネガーとフィリー・ジョーって珍しい組み合わせで(あとはサージ・チャロフくらい?)よく聴きました。B面が超甘い。
At the Jazz Workshop

At the Jazz Workshop

 これもサム・ジョーンズ、ルイス・ヘイズの組み合わせで良い。とりとめもないフツーな感じで好感が持てます。
ジミー・ジョーンズ・トリオ (紙ジャケット仕様)

ジミー・ジョーンズ・トリオ (紙ジャケット仕様)

 多分スイング期の古い人で他には「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」に参加していたりする。これはRoy Haynesが参加しているトリオ作でスネアがかっちょいいのよねぇ。
This Is Pat Moran: Complete Trio Sessions

This Is Pat Moran: Complete Trio Sessions

 ラファロが猛っているモランのトリオ作も良かったなぁ。時折ベース、ドラムが狂うとこがあってそこがスキ。ジャケもいい。
ブルースエット

ブルースエット

 超定番ですがちゃんと聴いてみるとやっぱり良い。1曲目が知られているけど、「Minor Vamp」ってトラックがお気に入り。
リー・モーガン Vol.3+1

リー・モーガン Vol.3+1

 こちらも有名盤。クリフォードの思い出が知られているけど、「Domingo」も哀愁たっぷりで気に入っている。
Quartets

Quartets

 サックスのワンホーン盤はこれで決まり。すごく本にハマってイイのよ。気持ち音量大きめで聴くとゲッツの音色がフワッグッって包み込んでくれて大好き。良いシステムで聴いてみたいです。
In Paris

In Paris

 ゲッツがゲイリー・バートンを迎えたライブ盤。ドラムスにロイ・ヘインズ。ロイが爆発した演奏と聞いて購入。確かに爆撃機の如きラス曲がすげぇ。
Interplay

Interplay

 そうそうエヴァンスはクインテットのこれもよく聴いた。ハバードの溌剌っぷりとフィリーのドンギマリ具合がグディングス。
Workout

Workout

 ハンク・モブレーは相変わらず頻繁に聴きますが、一番となるとワークアウト。ソウルステーションも捨て難いがグラント・グリーンが効きまくってるしフィリーもいるので。スモーキン。
The Flip

The Flip

 モブレー後期作。3管でフィリー参加。がキレが悪く不出来なジャズロックな感じであまり聴かず。
J.R.Monterose

J.R.Monterose

 男臭くてファットでファンキーでハードバップど真ん中なモンテローズは時々聴いた。ひつこいがフィリー参加している。ホレス・シルヴァーもいて白熱のセッションに仕上がっています。
Workin' with the Miles Davis Quintet (Rudy Van Gelder Remasters)

Workin' with the Miles Davis Quintet (Rudy Van Gelder Remasters)

 マイルスはワーキンとリラクシンばかりを聴いた。とてもしっくりくる。
SONG FOR LESLIE

SONG FOR LESLIE

 今年はケニー・ワシントンという収穫が嬉しい。結構なベテランさんだが今頃知る。彼のアイドルはフィリーのようで演奏もフレキシブルかつフレッシュにキマっていて大好き。90年以降の作品にかなり顔を出している。でもその辺りのCDって高いのよねぇ中古でも。 忘れていたーウィントン・ケリーすまん。いい加減にフィリー。当然最高。要は2007年もマイメンはフィリー・ジョーってことで彼が参加していれば何でも聴きます。とりあへずクレジットはまずドラムスをチェック。
 フー疲れた。正直生来の飽きっぽさが遂に顔を出してきてしまってあんまりCD買わなくなってしまいました。もうちょっと興味を示していこう、ヨシ!