管掌

Tender Feelings

  • Duke Pearson - Tender Feelin's [1959]

 Duke Pearson (p)
 Gene Taylor (b)
 Lex Humphries (ds)
 60年代にはブルーノートのプロデューサー、アレンジャーとして名を馳せることとなるジャズピアニスト、デューク・ピアソンのリーダー二作目。1959年12月16、19日録音。クラブジャズファンからは「ザ・ライト・タッチ」「ハウ・インセンシティヴ」などが評判宜しいピアソンですが、初期のオーソドックスなバップスタイルでも非常にグルーヴィな音を聴かせてくれます。ベースにホレス・シルヴァーグループのジーン・テイラー、ドラムスにはドナルド・バードグループで活躍するレックス・ハンフリーズを迎えています。
 この頃はまだオリジナル曲は1曲のみで、「I'm a Fool to Want You」では絶品バラードも聴けます。ボクがこの人を好きなのはファンキー過ぎないとこですね。シルヴァーほどファンキーではなく、落ち着きのあるしっとりとした音色を紡いでいく感じが良いですね。なんかね、あんまりホレス・シルヴァーって好かんのよね。スローブルースもこなし、なかなかの聴き応えのある好盤です。
 http://www.hmv.co.jp/product/detail/23309

テンダー・フィーリンズ

テンダー・フィーリンズ