最近よく聴いているものをつらつらと。
レゲエでは
コートジボアールのレゲエヒーロー、Tiken Jah Fakolyの勇盤が最高だ。言ってみればレゲエシーンの
ドログバみたいなもんで。スラロビがバックを担当。ハイブリッドウェイラーズといった塩梅で曲も演奏も音質もグッド。他のも揃えたいんよ。
こちらはThe In-Crowdっつーバンドのファースト「His Majesty Is Coming」にシングルとかそこら辺を編集したもんで、ガチガチなハードコアルーツというより適度にポップでソウルフルでステキなメロディ満載の良いアルバムです。アイランド期マーリーの作品群が好きな人向け。
とりあへずはルーツ買い始めんときに例の超有名盤を購入するがよくわからん
Burning Spear御大。こちらは貴重なレア音源を
コンパイルしたもんで、スピアのぶっ飛んだヴォーカルが堪能出来る。あの名盤より断然こちらを聴く。
ご存知Horace AndyをTuppa Zukieがプロデュったアルバム。ホレスのセレクトとして上位にはランクインしないかも知れんが、これが良く出来たルーツレゲエとなっています。ホレス作品に感じられる否応無き緊張感はほどほどにメロウさ増し増しなところが大好きです。
1年くらいレゲエを聴いてきてルーツシンガーとして最も衝撃を受けたシンガーがPrince Lincolnで、こちらはJoe Jacksonバンドと組んだ異色盤。真っ当なルーツ度はあまり高くないが、レゲエの中毒性を高めるひとつの要素であるシンガーのヤバさ具合が抜群。レゲエファン以外にも受けたらしい。
ニュールーツはまだ未開拓だがJah Cureは評判通り素晴らしかった。聴いて即Garnet Silk思い浮かべた。それくらいヴォーカルが滑らかでソフトリーで優しいの。ただしバックトラックは相当ファット。
真のラスタシンガーと言われるLittle Royの良い曲盛りだくさんラスタアルバム。純正ジャマ
イカンらしいザラついた実直なヴォーカルに好感が持てる。ベースはかなりハードコアだけどな。
7年前のBlue Berryのルーツ/ダブのミックステープ。あの頃はBlack Smoker関連の音源なら兎に角買いまくってた時期でコレなんかレゲエに興味なくてほとんど聴かなくて、最近引っ張り出して聴いてみたらかなり良くてリピートしまくり。マーリーやMax RomeoやBlack Slavery Daysなんぞ入っていて勿論オリジナルダブトラックもあり。
あとKiller Bongが同時期に出した同じくルーツのミックステープ「Dub Burger」も良くて交互に聴いております。ブルベリのより
アブストラクトでヒップホップ度高し。
レゲエCDってホントに一期一会で上記にアルバムの一部なんか滅多に見かけません。廃盤多すぎなのです。だのでこれからルーツレゲエ聴いてみよかって人は興味持ったアルバムは必ず買いましょう。次も見かけると思ったら大間違いです。必ず見かけるのはBob Marleyという一部の超ビッグアーティストだけです。Peter ToshやBunny Wailerでさえ無かったりするけんね。