ほいでこちらが2008年に読んだ旧作のベスト10です。

国境 (講談社文庫)
豊饒の海 第一巻 春の雪 (新潮文庫)
マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)


文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)
百番目の男 (文春文庫)
浄土 (講談社文庫)
第四の扉―ツイスト博士シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)


長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))
予告された殺人の記録 (新潮文庫)
太陽の塔 (新潮文庫)


 今年は黒川博行でしょう。「国境」というか疫病神シリーズですね。全部が最高に面白すぎる。桑原最強。来年には待望の新作が発表されるらしい。超楽しみ。「鉄鼠」「マルドゥック」も凄かった。「百番目の男」は個人的ミステリー史上最高のバカ動機に唖然とした。「第四の扉」は良質本格で80年代あたりの国内新本格が好みの人に是非お勧め。町田康を何冊か読んだけど「浄土」が一番おもろい。ガルシア・マルケス百年の孤独」読破は2009年の目標。今年は挫折したのよね。
 あと本年のキーとなった本が以下。考える人 2008年 05月号 [雑誌]


 これは実に良かった。ヒジョーに勉強になったし興味が沸きました。こつこつとブクオフ100円で揃えていってます。同誌の別特集で日本の古典もやっていて三島由紀夫に挑戦したのも良かった。「春の雪」は素晴らしいですね。日本語ってホント美しいよ。谷崎潤一郎にも寄りかかってみた。来年は国内海外の古典作品にも力を入れて読んでいきたいな。