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まぁ「これはヒドイ」という前評判を聞いて手に取ったのですがその期待を裏切らない噂に違わぬサイテーさ加減です。文字を書く前にちゃんとネタを吟味しているのかという行き当たりばったりさで何を考えてるんだろうと。本の隅々にまで魅力の無さが浸透していて本当に面白くないです。確信犯的にこういった形態にしているとしか思えません。それはそれでひとつの才能か。汀こるもの氏の著作はウンコでしたが本作はウンコにもなれずに排泄されてしまったゲル状の何かみたい。
本作にムリクリ利点を見出すならば読者がコテンパンに酷評を書き散らしそれを作者が読んで歓喜に咽び身悶えるというような遠隔無差別マゾプレイが出来るということくらいか。あー時間を無駄に消費してぇとか小学生の作文読みてぇとかいう真の物好きは挑戦しても良いと思います。犠牲者がこれ以上増えないように願うばかりで、マジで最高につまらなかったということを糧にして行きたい。
