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Robert Lakatos (p)
Thomas Stabenow (b)
Klaus Weiss (ds)
澤野工房の作品って東野圭吾の小説みたいで好きだ。聴きやすくて（読みやすくて）大体どれを聴いても良い（ハズレがない）から。
というわけで1年ブリ以上のジャニスにて。ここは澤野の新譜を入荷するんで今年の作品を適当に2枚。Robert LakatosとPaolo Di Sabatinoって人を。でこのロバート・ラカトシュってゆうハンガリーのジャズピアニストがスゲーいいの。澤野作品は高いのがネックなんだけれどもコレは購入しても良いかなと思うくらい。録音はいつも通りのハイクオリティさ加減。本作で特に気に入ったのはリズム隊と曲の良さ。ベースとドラムスはドイツのミュージシャンでかなりキャリアがある人らみたい。ジャズドラム好きとしてはこのクラウスは見逃せない。ブラシはスペックス・ライトみたいだし、マックス・ローチやアート・テイラーのようなビートも。非常に自分好みの叩き方ですね。
曲はパーカー、ドーハム、ゴルソン、JJジョンソンにオリジナルあとはSting「Fragile」などを緩急織り交ぜて収録。Stingのが素晴らしいなぁ。メロディがしっかりしていて好きな曲ばかりだから飽きずに聴き通せます。主役のピアノはバラード映えするしっとりとした演奏が魅力的です。最近ソロピアノ作を発表したようで自分はソロピアノ苦手なんで澤野に過去作が2枚あるのでそちらを聴いてみたい。というかKlaus Weissが参加しているピアノトリオのほうが間違いないかも。
