チャーリー・パーカーに捧ぐ (紙ジャケット仕様)
 図書館ジャズ。いっくら探しても見つからなかった(オクには出てるけどね)のに近所で発見しました。ナベサダの強力すぎるソロが聴けちゃうとかでワクワク。渡辺貞夫(as)、八城一夫(p)、原田政長(b)、渡辺文男(ds)、日野皓正(tp)といった面子でお送りします。1969年ライブ録音。基本的にタイトル通りパーカーばりにブリブリと吹きまくるんですけど、注目は「I CAN'T GET STARTED」から「AU PRIVAVE」にかけてのフリー突入寸前の悠然たるソロっぷりでしょう。ホントにヒノテルがバックからプーって突っ掛けるのね、「ボクそばにいるよ?」って。そんでもお構いなしに貞夫は先走りまくるとこは確かにスゴイ。演奏自体はまぁ頻繁に楽しめる類のモンでもないかなぁ。ヒノテルの調子が悪かったせいで起こった生々しいライブドキュメントっつー側面に価値があるんだと思います。和ジャズ最前線の漢達はこんなにもイキってたんだなぁ。