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 2006年に聴いた新譜は上記アワードに投稿したので、本日は2006年良く聴いたジャズアルバムを振り返ってみようと思います。僕は頻繁に聴くアルバムこそ好きなアルバムだと思っているので、下記リストが僕の趣味っちゅーことになりますね。順不同です。CD棚からランダムにセレクトしていきました。でわ開始ー。

ハーレム・ブルース

ハーレム・ブルース

 フィニアス・ニューボーン!これはヘヴィ級ベーシストとドラマーのレイ・ブラウンエルヴィン・ジョーンズに対し、ミドル級のフィニアスが真っ向から相対した好盤だねぇ。意外と重くなく心地よい演奏です。
Message

Message

 地味ぃなJRモンテローズさん。これは良いワンホーンアルバムだったなぁ。サイドメンもモンテローズと同様地味目だもんなぁ。無骨ですけど、凄く聴かせるジャズメンです。
ジャズ・アット・ザ・ブルーノート

ジャズ・アット・ザ・ブルーノート

  • アーティスト: モーリス・ヴァンデール・トリオ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD
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 フランスのジャズピアニスト、モーリス・ヴァンデールがジャズドラムの開祖、ケニー・クラークを迎えたライブ盤。録音がめちゃくちゃドラム寄りで音がでかすぎ。だから気に入ってますね。収録曲はスタンダードばかりで安心つー感じか。
Overseas

Overseas

 トミフラのアルバムですが、暴虐エルヴィンが炸裂してるねぇ。ドラムがやっばいピアノトリオ向けでモロジャストっす。
ワン・フライト・アップ

ワン・フライト・アップ

 渡欧したデックスの傑作。「Tanya」って曲が最高ですねぇ。アート・テイラーがすっごいんすよ。脳天に響くような力強いドラミングで煽りまくっておる。神童ペデルセンも当然参加。
ハプニングス

ハプニングス

 ヴァイブの名作として知られていますね。非常にグルーヴィです。ハービーの「処女航海」も演っとる。
Incredible Jazz Guitar

Incredible Jazz Guitar

 渋いよなぁウェスは。ギター+ピアノトリオで、いい感じです。だんだん適当になってきたな。
Cracklin

Cracklin

 今年も良く聴いたRoy Haynes御代。こちらは一本気テナー、ブッカー・アーヴィンを迎えたワンホーンでヘインズのビートも存分に堪能出来ます。曲がまた良いんすわ。来年早々に「クラックリン」が再発されますねぇ。 良く知られている名盤ですね。今年初めて聴きましたが、噂に違わず素晴らしいよコレは。ソロピアノも交えつつ、絶妙にスイングしておる。 2006年はマイルス生誕80周年だったんでマイルス特集やっときゃーなと思ったが、マイルス作品で一番聴いたのがコレ。「Round About Midnight」も超聴いた。要するに第一次マイルスクインテットが大好きって話。
トゥー・フィート・イン・ザ・ガター

トゥー・フィート・イン・ザ・ガター

 燻し銀ジャズドラマー、デイヴ・ベイリーのハッピーセッション。最高にファンキーで楽しいジャズですね。来年はこの人追っかけたいデス。
All Star 69

All Star 69

 トロンボーン奏者、スライド・ハンプトンのワンホーン作。ヨアヒム・キューンを筆頭とした、ペデルセン、フィリー・ジョーの激狂いっぷりが半端無かった。アドレナリン出しすぎっしょ。
Question and Answer

Question and Answer

 ギタートリオの逸品と聞いたので。ヘインズも参加してるし。驚愕したねぇ。めちゃくちゃかっちょいい。このアルバムは改めて紹介したいなぁ。
バルネ

バルネ

 フランスのテナー奏者、バルネ・ウィランのライブ作。ケニー・ドーハムや今年亡くなったデューク・ジョーダンなど参加し、Daniel Humairまでおる。ベサメムーチョなど良く知られた楽曲も取り上げた素晴らしい作品です。「モア・フロム・バルネ」も合わせて。
 っつー具合ですかね。疲れました。やはり50年代ハードバップが好きってゆうのを再認識しました。フリージャズやスピリチュアルなのは体がついてかないことも分かった。来年出版されるであろう小川充氏の最新作がハードバップ&モーダルなので、そちらを参考にまた面白いジャズを聴いていけたらなと。でわ、良いお年を!