市俄古

Introducing

 Johnny Griffin (ts)
 Wynton Kelly (p)
 Curly Russell (b)
 Max Roach (ds)
 シカゴからやってきた凄腕サックス奏者、ジョニー・グリフィンブルーノートでの初リーダー作。これがまた彼の雄雄しいブロウが堪能出来るワンホーンとあって最高だ。とにかく野太い音で猛々しいサックスが彼の魅力なのだが、本作ではミドルテンポの曲やバラード曲も披露してくれて、直線的だけでない確実なテクニックも確認できる悠然とした多彩なアルバムとなっている。余りある程のパワー漲るそのプレイなのでテナーサックスの音が一番に耳に入ってくる。マックス・ローチのソロは凄い。グリフィンの作品にはワンホーン作が少ないようなので、ブリンブリンの激しいサックスが好みの人に合うと思う。シカゴ・コーリング!

イントロデューシング・ジョニー・グリフィン

イントロデューシング・ジョニー・グリフィン