胡椒

Art Pepper Meets The Rhythm Section

 Art Pepper (as)
 Red Garland (p)
 Paul Chambers (b)
 Philly Joe Jones (ds)
 白人アルトサックス奏者、アート・ペッパーの超有名盤かつ人気盤。ペッパーのアドリブぶりぶりのサックスが存分に堪能することが出来るワンホーンの傑作。面子を見れば一目瞭然だが、50年代の黄金のマイルスコンボのリズムセクションがリズム隊を担当している。お腹いっぱい。
 「Tr.1 You'd Be So Nice To Come Home To」がめちゃくちゃかっこよい。この盤はかなりジャズ初心者にもお薦めだ。非常に間口が広く入りやすい。歌心溢れるサックスも素晴らしい。録音もクリア。この後、彼もご多分に漏れず麻薬中毒になってしまい、70年代に入ってから復活するのだけど、やはり50年代のファンが多いらしいね。レッド・ガーランドと自らの名前を模した「Tr.2 Red Pepper Blues」もいい感じ。ご機嫌なジャズを聴きたいのなら、本作は確実に押さえておきたーい。マジいいから。

Art Pepper Meets The Rhythm Section

Art Pepper Meets The Rhythm Section