断罪

Off the Wall

 今が旬のマイケルのソウルフルなソロアルバム。このアルバム後のマイケルは「King of Pops」としてド派手な金のかかった凄いアルバムを続々と発表するのだが、今作は彼のルーツでもあるソウル・ファンクを前面に出したかっちょいいアルバムなのよ。自分は父さんのCDコレクションからコレを知ったんだけどね。70年代のソウルファンクをマイケルなりに解釈し、美メロを乗せたディスコソウル満載のグッドミュージック!ジャケもかこいい。
 曲としては、「Tr.1 Don't Stop 'Til You Get Enough」「Tr.2 Rock With You」「Tr.5 Off The Wall」が最高にソウルフル。耳馴染みの良い優しいメロディとマイケルの歌声がとても気持ちがいい。多分、マイケルのアルバムではコレが最もソウルへと傾倒したもんなんじゃないかな。次作「スリラー」には売り上げでは及ばないけど、マイケルの最高傑作ってなると、「Off the Wall」が真っ先に挙がるよね。
 ホントこのいつまでも耳に残るメロディを生み出したマイケルはやはりポップの帝王だと思わざるを得ない。ホント今こそマイケルは旬なんだって思わざるを得ない。フツーにヤバイよね、彼。

Off The Wall

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