記念日anniversary

記念日anniversary

 この作家さんの作品は似たような設定のハードボイルドばかりなのですかね。「ステップ」とも多少なりとも似通っている感じが。読みやすいので結構なボリュームも苦にはならないですけど。記憶喪失の男に謎の美女、って食傷気味だわー。
四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

 そこそこ面白いです。金太郎飴的な魅力です。そうです、同じ味の話を読まされているんです。4作収録ですが、後半2作は飽きました。登場人物はとても魅力的なんです。
幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

 前提の話としてSF作品を読むには個々の想像力がとても重要なのではないだろうか。ミステリー作品にはロジカルな能力が必要なように。極端ですけどね。あまりにも評判が良いので期待して読みました。中盤と後半に盛り上がりがありますが、あとは退屈だったなぁ。そもそも、オーヴァーロードの容姿も目的も、地球と人類の将来も、文章から映像化出来ないの。SFはまだ自分には荷が重いのかも。ホーガン「星を継ぐもの」も5度くらいチャレンジしたけど、いつも初っ端でリタイアしちゃうもんなぁ。