夏のレプリカ (講談社文庫)

夏のレプリカ (講談社文庫)

 前作「幻惑」と表裏一体を成す作品。密室に拘るSMシリーズの中にあって次作と共に異色な感じで。ちょっと趣向を変えてきましたよ。
今はもうない (講談社文庫)

今はもうない (講談社文庫)

 シリーズ通して読んでこないと面白み激減な作品。見事にヤラれました。
水の迷宮 (光文社文庫)

水の迷宮 (光文社文庫)

 変則クローズドサークルの名手の佳品。「月の扉」はいまひとつでしたが今作の舞台が水族館ってのは良いですね。雰囲気あります。もひとつの作者のお得意変則倫理観も携え良い仕上がりだと思います。
六死人 (創元推理文庫 (212‐2))

六死人 (創元推理文庫 (212‐2))

 クリスティの某作品より以前に書かれていた作品です。あらすじと表紙がネタバレ気味。エポックメイキングな作品に成りえなかったのはやや地味なムードだからか。結構楽しめましたが。