流星の絆
 流石の東野クオリティ。安心して読めますね。500ページ弱があっという間。登場人物から謎解きからラストまで東野節が貫かれている感じで。まぁそこまでの感動巨編とまではいきませんが爽やかな後味で良かったです。それにしても過大に煽りまくる帯は仕方なく許すにしても、物語中盤で判明するネタをバラすのはいかがなものか。せめて20〜30ページ程度のイントロダクションだろう。帯抜きにすれば普通に良い出来です。