朝顔はまだ咲かない―小夏と秋の絵日記

朝顔はまだ咲かない―小夏と秋の絵日記

 柴田よしき初体験の青春ガールズミステリー。面白かったです。ベストは「さくら、さくら」。小気味良い会話がいいですね。それにしても親友同士のガールズトークってリアルでもこんな感じなんでしょうか。空気感がいいなぁ。ボーイズトークなんて結局チンコとマンコに収束するし。自分だけか。
動機 (文春文庫)

動機 (文春文庫)

 「逆転の夏」が非常に面白かったです。表題作含め残り3作は平凡な仕上がり。この人は主人公を窮地に追いやるのが好きなのか。Sなのか。
毒猿―新宿鮫〈2〉 (光文社文庫)

毒猿―新宿鮫〈2〉 (光文社文庫)

 もうなんでしょう、最高に面白すぎました。流石に新宿鮫シリーズ最高傑作に押されるだけのことはあります。むかーしドラマで観ていましたが、原作のスピード感、切迫感、焦燥感は別格です。鮫島を食らう程の存在感を誇る毒猿が圧倒的。