■

魔球 (講談社文庫)

　自分は野球に携わることがなかったので野球少年の心中を察するにはあまりあるが、内容のほうは結構淡白でした。

音楽の海岸 (講談社文庫)

　当然のように異様な魅力を持った男が登場し、変態性に溢れた人物が大挙するってゆう話。なかなか面白かった。

仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

　薄々は感づけるストーリーでした。タイトルとリンクしていて良い。ラストのやるせなさは東野さんらしいなぁと感心しました。

彼女が死んだ夜 (角川文庫)

　途中つまんねぇなと思ったけど、ラストは二転三転してそこそこ良かった。登場人物が軽いので非常にライトタッチ、文章はね。

片眼の猿 One‐eyed monkeys

　「著者の企みを100％見抜くのは不可能でしょう。」って、そんなんどのミステリーでも一緒だろう。ひとつやふたつ見落としはあるって。というわけでとても小奇麗にまとまった作品。帯に超絶技巧とか書くのやめてよ、気持ちは分かるけど、こっちは引っかかって買っちゃうんだから。帯の文句こそが超絶技巧。大言壮語もいいとこ。爽やかなとこは良い。