暴夜

Kelly at Midnight

 Wynton Kelly (p)
 Paul Chambers (b)
 Philly Joe Jones (ds)
 ご存知ウィントン・ケリーがVee Jayに吹き込んだピアノトリオ作。1960年録音。リーダーのケリーには申し訳ないけど、フィリー・ジョーが最高。録音もドラム寄りでスネアなんかビシビシキマりまくっております。初っ端「Temperance」なんか存分にイカれ暴れていて凄い。ハードにドライヴして音色も鋭角的に突き刺さってきて文句なしですね。フィリー・ジョーも自身のベストプレイのひとつに挙げているようです。正に天衣無縫ヤサグレドラマーの面目躍如。