何成

 「涙そうそう」を観てきました。ネタバレあり。
 長澤まさみが奇跡的にかわいいです。妻夫木くんもこれ以上ないってくらいの笑顔でサイコーです。さー、って使いたくなること請け合いです。なんくるないさー、とかそこらへん。
 まず親父役のブランキー中村達也が嬉しかったすね。ろくでなし感が非常に良いです。ラッパ吹いてんのも不良です。麻生さんはもっとキレイだと思っていました。なんかこう薄幸度合がハンパないです。薄幸の星の下に生まれてますね。船越さんは悪いすねー。小物度合がハンパないです。登場シーンからして小物臭がします。
 森山良子さんのお兄さんの話は知っていたので、にーにーがどうなるかは分かっていたのですが、あの流れはかなり唐突です。が、最後のほうのババァの寿命や運命は決まっているとかゆう話を考えると、妹と別れて一年半後の台風のときがにーにーの寿命だったって思いました。偶然すぎるけど、人の運命は決まっているっつーのを表現したかったのかと。
 はい、ここで泣かせます、ってきらいはあります。が、妹との別れのシーン(CMとかでやってるとこ)は確かにグっときます。ボクも妹がいるので重ねたりしました。クレジットの振袖写真も泣けました。
 総括すると、長澤まさみが奇跡的にかわいいです。気になったのが、場面によっては、彼女が熊田曜子に見えることです。連れにもそう伝えましたが一蹴されました。まさみちゃんはあんな下品な顔してない!って。熊田曜子さん、なんくるないさー。
 「にーにー、愛してるよ!」は最高のパンチラインです。ホント、びっくりしました。