唸歌

Pike’s Peak

  • Dave Pike Quartet - Pike's Peak [1962]

 Dave Pike (vib)
 Bill Evans (p)
 Herbie Lewis (b)
 Walter Perkins (ds)
 ジャズヴァイブの革新者、ミルト・ジャクソンの壁を破ったヴァイブ奏者の1人デイヴ・パイクの1962年作。ピアノにビル・エヴァンスが参加しており、ベース奏者スコット・ラファロを失い次のトリオを結成する間の貴重な音源のようです。
 リズムセクションは粘っこいビートで格別だし、デイヴ・パイクもエヴァンスもかっこいい演奏を聴かせ、ボク大好き「In A Sentimental Mood」など楽曲も最高で、すごく良い作品なのは間違いないのですが、非常に残念なのがパイクの唸り声なのです。ブレイキーやエルヴィンが唸ったり、かっちょいいプレイをしたメンバーに感嘆の声を上げるとか、そーゆーんならいいんですよ、彼のはもう悦に入りまくった自慰とも言える鼻歌ですからね。しかも下手くそな。そして全編に渡り。それでも聴いてしまうのだから、なんともニクイ一枚です。
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パイクス・ピーク(3ヶ月期間限定盤)

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