俺ら三人

We Three

  • Roy Haynes - We Three [1958]

 Roy Haynes (ds)
 Phineas Newborn Jr. (p)
 Paul Chambers (b)
 ジャケ写、右からポール・チェンバース、フィネアス・ニューボーン、ロイ・ヘインズという並び。チェンバースでかすぎ。40年代末から現在まで叩き続けるジャズ・ドラムの生き字引。Art Blakeyのように主役に成りえるドラマーではないが、その堅実で小気味良いスウィンギンなドラムで数多くの名セッションを生み出してきた職人的ドラマー。当然他のミュージシャンからの信頼も厚い。Bud PowellJohn Coltraneなどジャズ・ジャイアンツとも共演。
 そんなヘインズのピアノトリオによるリーダー作。爆発的なソロはないが、全編に渡ってドラムの気持ちよさが堪能できる素敵な好盤。「Tr.1 Reflection」からノリノリのイケイケでフィネアス・ニューボーンのピアノも弾け奔っていて非常にスインギン。あとはタッド・ダメロンによる名曲「Tr.6 Tadd's Delight」も大好きだー。名盤請負人チェンバースのベースも好調。ジャケもほんとイイ。

We Three

We Three