蝉
- Freddie Hubbard - Open Sesami [1960]
Freddie Hubbard (tp)
Tina Brooks (ts)
McCoy Tyner (p)
Sam Jones (b)
Clifford Jarvis (ds)
新主流派と言われるモーダルなジャズトランペット奏者、フレディ・ハバードのブルーノートでの初リーダー作。ハバードのプレイは涼しげで良い。軽やかで流麗に吹きぬいていくとこが僕を惹きつけてやまない。幻のサックス奏者、ティナ・ブルックスとコルトレーンカルテットで名を馳せることになるピアノ奏者、マッコイ・タイナーを起用。とにかくこの2人が良い。特に素晴らしいのがブルックスによる作曲だ。タイトル曲「Tr.1 Open Sesami」なんか憂いのある切ないメロディに疾走感のあるハバードのプレイが最高だ。バラード曲「But Beautiful」も非常に秀逸。「Gypsy Blue」もタイトル通りのラテンワルツな好曲だ。全体を覆うムードがとても透き通っていて、クソ暑い夏を払拭する清涼剤になりそうなアルバムだ。ジャケもスキ。
- アーティスト: FREDDIE HUBBARD
- 出版社/メーカー: BLUEN
- 発売日: 2009/02/02
- メディア: CD
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