ゾンバ
男臭さ溢れるマッチョなラップをかまさせたら右に出るもんはいねーケアレスワンのソロファースト。ラップだけでなく全編に渡ってファットでぶっとくてボトムのキいたトラックがかっこよすぎなストレートヒップホップの傑作です。
DJ Premierを中心としてKRS-One、DITCのShowbizがぶつけたトラックはどれも重量感があり最高だ。先生の熱すぎる説法ラップが刺激的な「Tr.1 KRS-ONE Attacks」、「Tr.2 Outta Here」、ファットファンキーな「Tr.5 I Can't Wake Up」もいいし、名曲「Tr.7 Sound of Da Police」も忘れてはならない。全曲が最太のドラムビートで叩きつけるようなキックに薙倒される。
決してスムースだとは言えないが、ヒップホップという音楽が持つ気持ち良さを本作は与えてくれる。ユニオンあたりだと500円くらいで売ってるし、見つけたら買っておいて損はない。リリックシートを見ながらヘッドフォンに鬼形相でフロウをかますジャケットもクールっす。これはイっとくべきでしょう。
- アーティスト: KRS-ONE
- 出版社/メーカー: (株)ソニー・ミュージックレーベルズ
- 発売日: 1993/04/06
- メディア: CD
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