Sinjo?
なんつーか疾走感のある小説。あと失踪感もある。確かに話題にはなる文体だと思う。自分も友達から聞いて読んでみた。文の流れがジョジョみたい。NasとかO.C.のライムフロウの様でサクサク読める。句点がないのが特徴なんだろうけど時々読み辛くて読み直すことあり。
読み手を分ける小説だなと思う。これは。今の若い連中にありがちな、「で、結局何?」ってこと。自分にも言える。読み終えてもあまり何も残らなかった、自分はね。読破して得るモンとかないけど、途中スリリングな場面もそこそこあるし、主要人物も暴力的なヤツばかりだけど丁寧に描いているし、Hip Hop好きな方に薦めてみたい。
- 作者: 舞城王太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/12/14
- メディア: 文庫
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