2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

大傑作!以上、終了!ってなるはずだったの読む前は。 わけわかんねぇなぁ。とにかく濃いし凄みは感じるんだけど得体が知れないってゆうかねぇ。DのVoodoo聴いたときみたいなの。上巻はぶっちぎれたトンデモミステリの謎解き連発に笑うし、下巻は完全にSFだ…

前作「エコール・ド・パリ殺人事件 レザルティスト・モウディ (講談社ノベルス)」同様、芸術をメインに仕立てたアートミステリー。シリーズ物としての認識で良いのかな。今回はオペラネタです。一般の人はやはり疎いであろうオペラを丁寧にしかも詳細に紹介…

昨年の「首鳴き鬼の島」が本格ファンに好評だった石崎幸二のミリアユリシリーズ久々の新作。このシリーズはここ一年でまとめて読んだので久方振りな感じはありませんが、ほんと全く変わらない軽いお話で楽しめました。前述の「首鳴き」との類似点があり、人…

ポッターマック氏の失策―ホームズのライヴァルたち (論創海外ミステリ)作者: オースティンフリーマン,R.Austin Freeman,鬼頭玲子出版社/メーカー: 論創社発売日: 2008/05/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る コロ…

ザ・ロード作者: コーマック・マッカーシー,黒原敏行出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/06/17メディア: ハードカバー購入: 9人 クリック: 192回この商品を含むブログ (167件) を見る ピュリッツァー賞とか有名な作家さんが褒めてるとか聞くとやはり賞賛…

Al Haig (p) Gilbert "Bibi" Rovere (b) Kenny Clarke (ds) アル・ヘイグと関係あるとすればジャケの黄色とジャージの色くらいでしょうが。 北京五輪男子100決勝のウサイン・ボルト。歴代アスリートをあっさり置き去りにする程の次元の違い。化け物じみてる…

Al Haig (p) Benny Weeks (g) Teddy Kotick (b) Phil Brown (ds) 1954年録音 Al Haig (p) Jamil Nasser (b) Jimmy Wormsworth (ds) 1977年2月18日録音

かなり良かったです。 小路幸也は「モーニング」「21」と立て続けに長篇を読んできましたが、そこまで心に響かずややクドい印象だったのですが、短篇ならではの小気味の良さやコンパクトさが功を奏しとても清々しい物語に仕上がっています。連作集ほどではな…

http://www.jazztimes.com/columns_and_features/news/detail.cfm?article=11531 ソウル/ファンクミュージックの雄、アイザック・ヘイズが死去。享年65歳。 ヘイズ好きだったなぁ。このシャフトとか最高。匂い立つような色気、ブラックネス、ボーカルなどデ…

" title="浮遊封館" class="asin"> 小説としての面白さはほぼ皆無、実現度低めなバカトリック、凶悪かつ胸糞悪くなるような動機といわゆる典型的ゲテミス。ホントつまらない文章の垂れ流しで何も残りません。読後感が最悪なのは本作にとっては褒め言葉かも。…

Jeff Hamilton (ds) Larry Fuller (p) Lynn Seaton (b) 1996年5月8日ライブ録音 寺島ピアノトリオ本掲載作品。先日オープンしたブクオフ渋谷店にて安価で発見。ライナーを読むと本作のリーダー、ジェフ・ハミルトンはフィリー・ジョーがアイドルらしいです。…

Kinkyフォトグラファー、Terry Richardsonが好きです。 当然写真のことなんかよく分からないが、服装が良い、オールドスクールな眼鏡が素敵、写真面白い、生々しいエロさ(エロスとエロティックとかオシャレじゃない感じね)とかがマイフェイバリト。そんな…

面白かったです。 86人殺しのサイコパス、佐藤誠の分析は掘り下げてるのかないのかやや不明瞭で小説としての面白さはいまひとつでした。ただし、サブタイトル「佐藤誠はなぜ首を切断したのか?」という謎一点に絞ったミステリ部分はとても良かったです。いろ…

大博打 (新潮文庫)作者: 黒川博行出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/03/30メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る童貞放浪記作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/05メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 49回この…