2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

なかなかにヒリヒリするアルトを聴かせてくれて良いですね。メンバーはEarl Anderza(as)、Jack Wilson(p,harpsichord)、George Morrow(b)、Jimmy Bond(b)、Donald Dean(ds)で1962年録音。ウィルソンのハープシコードんとこが気に障るがアクセントにはなって…

5年ぶりくらいにJ-POPを定価で買ったので。ここ2年くらいの安室は最高すぎるが本作でもかなりの高みに達したなぁと感じました。極上のポップス。更にスゴイことになってゆきそうですね。

映画畑出身の霞流一さんのシネマ連作ミステリー。どれも端正な仕上がりで結構なクオリティですが「霧の巨塔」「首切り監督」の二作がお気に入り。巨塔の謎と首切りの理由が良かったですけど、全体的にもバカミスの味付けが濃い目にしてあってそのテのミステ…

キワモノミステリー作家だと思っていた小林泰三さんですが、意外にもキッチリとした多彩な作品を提供してくれました。登場人物は他作品ともいろいろ共通しているようで気になるとこだ。「正直者の逆説」はロジカルすぎて理解し切れなくて気持ち悪くなりまし…

裁判員制度を盛り込んだなかなかに意欲的なミステリーでした。三部構成でラストの「自白」が新本格的ひっくり返しで面白かったです。

幻惑の死と使途 (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/11/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (157件) を見る 相変わらずの密室っぷりで「詩的私的ジャック (講談社文庫)」に似た感じでなるほどなぁと読…

図書館ジャズ。Art FarmerとJim Hallによるカルテット演奏。スウェーデン民謡を取り上げて哀愁たっぷりに吹き込んだ作品で確かに日本人ウケしそうなマイナー調のメロディがいいなぁ。ベースがSteve Swallow、ドラムスがPete LaRocaで特にラロカがかなり調子…

これは面白いわー。江坂遊のバラエティに富みまくったショートショート集が凄すぎる。48タイトル全てが創造的なアイディアに満ちた歪んだ物語ばかりです。ホラーありミステリーあり感動あり世にも奇妙な物語ありとデンプシーロールばりに攻め立てる様には圧…

結構なボリュームですが、キレイな文章で読みやすかったです本格オカルトミステリー。まず設定が全篇ぶっ飛んでいて良いですね。異様な慣習、異常な登場人物、奇怪な建物とイカれた感じが不気味です。「田舎だから」とかゆう理由で全てを片付けようとするア…

Sea Changesアーティスト: Tommy Flanagan出版社/メーカー: Evidence発売日: 1997/07/22メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見るマイルストーンズアーティスト: ザ・マスター・トリオ,トミー・フラナガン,ロン・カーター,トニー・ウィ…